大澤先生
学生の頃からお世話になっている大澤健一先生が国立音大を退官されるということで、退官記念パーティーに出席してきました。
大学に入って間もない頃、3年生の某先輩に「加藤くん今暇?ちょっと来て!」と訳のわからないまま連行され、そのまま大澤ブラスに引き入れられたのは今では良い思い出です(笑)
当時の国立音大の吹奏楽の授業はギャルド・レピュブリケーヌ管弦楽団を模したアレンジものを大編成で演奏するスタイル。
対して、大澤ブラスはフェネル氏が提唱するウインドアンサンブルのスタイルで、吹奏楽コンクールの吹奏楽しか知らなかった僕にとっては、「吹奏楽とひと口に言っても色んな音楽があるんだ」と衝撃を受けたことを覚えています。
大澤先生の選曲がとても好きで、吹奏楽のオリジナル作品にもオーケストラに負けない素晴らしい曲、名曲が沢山あるんだということに気付かせて頂きました。
ここ数年で自分が大学時代にお世話になった先生方が続々と退官されていき、時代の流れを感じます。自分の知っている大学でなくなっていくようで少し寂しくもあります。
頂いた退官記念のCD。
大学時代の友人たちとも再会でき、楽しい会でした。