かとーの日常

クラリネット奏者&講師 加藤丈陽のBlog

エチュードの順番【クラリネット】

今回はエチュードのお話。

クラリネットのエチュードの順番について言及されている記事がほとんどなさそうなので、書いてみようと思います。

僕の個人レッスンではエチュードを必ずやって貰うことにしているのですが、だいたいこんな順番で進めています。

 

★ランスロ/26のエチュード
 ランスロ/20のエチュード
★ランスロ/25のエチュード
 ランスロ/33のエチュード
 ドゥレクリューズ/20の易しい練習曲
★ランスロ/15のエチュード
★クローゼ/クラリネットのための日課練習
★ローズ/32のエチュード
 ブランク/40のエチュード

 

初心者はランスロの26からスタート。

経験者は実際の演奏を聞いて判断しますが、26か25からスタートという生徒さんがほとんどです。よっぽど吹けるなら15から。

その後は進み具合をみて、エチュードを追加したり飛ばしたりしながらレッスンをしています。

★マークは必須です。基本飛ばしません。

 

一番の王道パターンは

ランスロ26→25→15→クローゼ→ローズ32

になりますね。

 

クラリネットのエチュードの順番については、「これ!」という決まりがある訳ではないので、僕自身レッスンするようになってから研究し、経験を積む中でこの順番に落ち着きました。

未だ手探りではありますが、今のところこれがベストだと思っています。

 

序盤のランスロシリーズは長いですが内容が本当に素晴らしいので、できればやり遂げて欲しいです。26、25、15をやれば相当力がつきます。

そしてクローゼやローズまで辿り着くとかなり音楽的に面白くなります!

 

僕自身はランスロの26→15→ローズ32→音大入学だったので今思うとだいぶ駆け足ですね。