クレプシュ
最近クレプシュの「416の発展的練習曲集」をちょこちょこと練習しています。
学生の頃に先生に勧められて買ってみたものの、ろくに練習せず本棚に眠ったままだったのを思い出して引っ張り出してみました。
スケールとエチュードの中間のような内容で、息の流れや咽喉、指の柔軟性を鍛えられる感じが心地良いです。よくできてるなぁと思います。
1曲がほんの数小節なので、レッスンの合間のような隙間時間に気軽に練習できる感じがありがたし。リハ前や本番前のウォーミングアップにも丁度良い。
今練習しているのは1巻なので、やり終えたら2巻も購入してみようかと思います。全4巻みたいなので先は長いですね。
ジョイントコンサート終了
ピアニスト石黒唯久さんとのジョイントコンサート。
お陰様で沢山のお客様にご来場頂きほぼ満席、大盛況の中終えることができました。お越し下さった皆様本当にありがとうございました。
ブルグミュラー、シューマン、アーン、サン=サーンスとかなり盛り盛りなプログラムにしてしまった為、「果たして自分は吹ききれるのだろうか」と不安でいっぱいだったのですが、何とか無事吹き切ることができ安堵しているところです。
諸々反省点はあるものの、自分のやりたいことはできたかなと思います。
普段の演奏の仕事は日々やってくる大量の楽譜たち、音符たちに追われている感覚ですが、こうやってある程度の期間、腰を据えて作品とじっくり向き合うというのは大切なことですね。
学生の頃は普通にやっていたことですが、仕事をしているとそういう機会はどうしても少なくなってしまいます。
すぐにという訳には行きませんが、近い将来またこういった演奏会をできればなと思います。
中古楽器の選定
ここのところ選定の記事ばかり書いている気がしますが…今日も楽器を選定してきました。
春ですもんね。そういう時期ですね。
今回は予算の都合上、中古で探すことになったので、とりあえず今お店にある中古のR-13、RCを出して頂いて選定。
中古の場合、“楽器自体の善し悪し”以外の要素も勘案しないといけないので意外と気を遣います。
割れの修理歴、製造年代、木部の消耗度(へたり具合)。
中にはカスタムされていたり、ベル・タルがオリジナルじゃないものもあるので注意が必要です。(クランポン製の場合、タルがメーニッヒやチャダッシュがついていたりすることがよくあります。長さも一応見た方がいいです)
僕は中古の楽器を選定する際にはその辺りはひと通りチェックします。
今回も良いなと思える楽器が2本あったのですが、内1本は製造が20年くらい前の楽器。
鳴りがとっても良いので迷いましたが、さすがに20年物は先を考えると不安なので避けることに。もう1本が製造10年以内だったのでそちらにしました。
今日は僕1人だったので一旦取り置きして貰い、次回生徒を連れて行き最終決定にしようと思います。
次回伺った際に新しい在庫が増えていたらそれはそれでラッキーかな。